Mix Liberty

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ロッキー(Rocky)

1976年、アメリカ映画。第49回アカデミー賞作品賞を受賞。アメリカ国立フィルム登録簿に新規登録された作品の一つである。

 

監督、ジョン・G・アヴィルドセン。本作でアカデミー監督賞を受賞。『ロッキー』シリーズでは、『ロッキー5/最後のドラマ』を監督。また、『ベスト・キッド』シリーズ3作も監督。

 

主演は、言わずと知れたシルベスター・スタローン。今やハリウッドでは、第一級の名優ですね。

 

 

 

《ストーリー》

フィラデルフィアに暮らす三流の4回戦ボクサー、ロッキー・バルボアは、ボクシングだけで生活することができず、ヤクザまがいのことをして生活し、トレーナーのミッキーにも愛想を尽かされてしまう始末だった。ロッキーは、ペットショップで働くエイドリアンに恋心を抱いている。

 

そんなあるとき、ロッキーは世界チャンピオンのアポロと対戦チャンスをつかむ。建国200年祭のイベントで開催される世界ヘビー級タイトルマッチで、対戦予定の相手が負傷。そこで、アポロの提案で、無名選手にアメリカン・ドリームを体現させることで話題を集めようと画策。

 

そこで目に付いたのがロッキーだった。最初にロッキーは断わるのだが、半ば強制的に試合は開催されることになる。

 

実力の差は歴然。しかし、最初にダウンを奪ったのはロッキーの方であった。すると、会場の雰囲気が変わり始め、ラウンドが進むにつれ、ロッキー・コールが会場を包み出す。

 

そして、誰もが予想していなかった最終ラウンドへ。

 

 

 

《解説》

言わずと知れたシルベスター・スタローンの出世作です。アカデミー賞作品賞など3部門で受賞し、アメリカン・ドリームを描く多く映画に影響を与えています。作品は大ヒットを記録し、多くのシリーズ化と、ロッキーがセコンドとしてボクサーを育てる新シリーズまで製作された原点の作品です。決して美男美女とはいえないヒーローとヒロインが、薄汚い下町から成り上がっていくアメリカン・ドリームを見事に描き、多くの人々に感動と勇気を与えました。

 

ポスターのみに起用されたもう一つのエンディングも用意されていました。激戦を終えたロッキーとエイドリアンが控え室に戻り、エイドリアンが小さな星条旗を渡し、静かに二人で控え室を出ていくというものです。まさにアメリカン・ドリームの象徴のようなシーンですが、本編では公開されませんでした。

 

また、当初スタローンが仕上げた脚本には、セコンドのミッキーの人種差別的発言に失望したロッキーが、試合を放棄し会場を去るというものでしたが、配給会社との交渉の末、本作のようなラスト・シーンになったそうです。

 

こうして、プロデューサーなしの低予算映画がつくられることになりますが、あまりの予算のない映画製作に頭を悩ませたスタローンは、エキストラのギャラは、フライドチキン、キャストやスタッフの一部に、自分の家族を利用するなど、艱難辛苦の末、映画は完成しました。

 

すると、アメリカ映画史上に残る名作となり、アカデミー賞9部門でノミネート、作品賞と監督賞を受賞するなど、スタローン自身がアメリカン・ドリームを成し遂げた形となりました。