Mix Liberty

契約ライターによる多ジャンルブログです。様々な話題を混ぜて自由に書かせてもらってます。少しでも皆さまの暇つぶしになれるよう一生懸命暇を潰していきますのでよろしくお願いします。ふらっと来て頂ければ幸いです。

インシディアス 序章

2015年、アメリカ映画。

監督は、『SAW』で一躍ハリウッドで注目されることになったリー・ワネル。

主演ダーモット・マローニー。

他にはステファニー・スコット、テイト・バーニーなど、ギャラは抑え気味の役者さんがズラリ。

 

 

 

いきなりのおどろおどろしいタイトル。最近では珍しい前置きなしパターンですね。

INSIDIOUS CHAPTER3

邦題は序章なのに、原題は第3章という、なんだかややこしですね。

 

クレジットが入ります。

『ランバート家の怪奇現象の数年前』

 

住宅街に一人の若い女性。主人公の女子高生クイン。メモを頼りに家を探しているようです。辿り着いた一軒の家。

 

チャイムを鳴らすと、中からエリーズという初老の女性が出てきます。クインは友人からの紹介で霊能力者を探しているとのことです。それがエリーズ。しかし、彼女は霊との交信はもう辞めたと答えます。

 

しかし、不憫に思ったエリーズは話しくらいなら聞くと言って、クインを中に招きます。なかなか気のいいおばさんのようです。

 

クインの願いは、1年半前にガンで亡くなった母と話しがしたいというものでした。その思いにエリーズは心を打たれ、応えます。交信をすることにしたのです。

 

ところがどっこい、降霊を始めると母親ではなく、なんだか得たいの知れない恐ろしいものと交信してしまったようです。エリーズは交信を止め、クインに自分から霊に話し掛けてはいけないと忠告します。

 

エリーズ曰く、死者に話し掛けると、死者全員に聞こえるそうです。気を付けましょう。ところが、その夜、クインはまた死んだ母親に話し掛けてしまいます。

 

 

 

翌朝、クインは演劇学校のオーディションに向かいます。緊張の余り、またママに話し掛けてしまいます。すると、何かの気配が……。しかし、自分の番が来ると何もなかったかのようにオーディションを受けます。ところが心ここに有らずの状態で、うまくいきません。

 

オーディション後、路上で友達のマギーと愚痴るクイン。そして、その場を立ち去ろうすると路上に妙な人影、ボーッとしていると後ろから自動車が! かなり衝撃なシーンです。そして、このシーンからなぜかハンディカメラ。ブレる、ブレる。

 

そして、病院のシーンに移りますが、今度は何かの視線のようなカメラ・ワーク。サム・ライミの『死霊のはらわた』のようです。

 

クインが生死の境を彷徨っているような場面。そして、意識を取り戻し、医者が笑みを見せます。ちょいと驚かせてくれますが、個人的にはなくても良かったようなシーンです。

 

その事故から3週間後。クインは車いすの状態で退院します。同じアパートに住んでいる痴呆っぽい老婆から、不吉なことを言われます。

 

家に戻ったクインですが、自室から何かを感じとります。このあたりは、日本ホラーっぽい演出ですね。そして、その夜。怖さ満載の雰囲気を漂う部屋で落ち着きません。あぁ、なんか黒い影がいるよ、なんか動きだしたよ。これは見ている観客の方が怖い。

 

ヤベ、来た来た。近づいて来た~!怖い、怖い。このシーンは怖い。そこにパパが登場。ホッとひと安心します。

 

場面はエリーズの家に替わります。エリーズは亡き夫のランチマットの横で、独りで食事をしています。細かい演出ですね。エリーズは夫のパジャマを抱きしめながら床に就きます。突然、大きな音とともにエリーズははね起きます。

 

霊媒師としての何かが起きたのでしょうか? 恐怖におののくエリーズ。そして、ベッドサイドの引き出しから、『交霊ノート』なるものを取り出します。そして、無心に書き出します。ノートには“クイン・ブレナー”と。思わず息を飲むエリーズ。

 

クインは隣人の友人ヘクターに壁ノックをします。ほどなく音が帰ってきますが、メールを見ると、「今は家にいないよ」と。あぁ、やっべやつだ。怖くなってクインは、布団をかぶりますが、なんと突然、天井が鳴り響き、ヒビが!

 

しかし、上階には人は住んでいません。パパがその部屋に入ると、水に濡れた足跡が点々と・・・。翌朝、クインはパパにエリーズという霊能者に会ったことを打ち明けます。当然、パパは懐疑的です。

 

一方、エリーズも何かを感じたようで、クインを助けることを決意します。エリーズは一人でクインの亡くなったママリリー・ブレナーの霊と交信を始めます。すると、部屋の奥から何やら人の気配が・・・・・・。

 

エリーズが床を見ると、黒い足跡が無数に・・・・・・。怖いですねぇ。足跡は地下の交霊室に繋がっています。恐る恐る扉を開け、中に足を踏み入れます。音楽も効果音もなく、緊張が高まるシーンです。

 

エリーズは、この霊が母リリーではないことを悟ります。そして、クインを騙していることを知るのです。交霊室は不気味なアイテムで溢れています。まるで、魔女の部屋・・・・・・う~ん、この演出は如何なものでしょう。足跡は床から壁につながり、エリーズがライトを向けると! 姿を現わす悪霊!

 

クインは学校に行けず、パソコンでマギーとチャットを楽しんでいます。すると、マギーが「隣に立っているのはアレックス?」と。すると、マギーの送信する映像がエラーを起こし停止。現代風のホラー演出ですね。

 

急に不安に陥るクイン。部屋のどこかでにゴソゴソと物音がします。すると、カーテン越しに人影!悲鳴を上げるクインですが、両脚を動かすことができない状態。カオス!いったいどうなる?

 

影は近づいて来ます。しかし、蒸発したかのように消えます。止めればいいのに、ベッドの下を覗き込むクイン。怖いよ~。カメラもクインに視線に合わせてベッドの下へ・・・・・・。ところが意外にも天井から濃い緑色の腕が出てきて、クインを放り投げます。

 

床に落ちたクイン。ベッド下から薄汚い両脚が見えます。エリーズの家の足跡のように真っ黒な足跡を残しながら歩いてきます。影はカーテンを閉め、ドアを閉め・・・・・・。

 

恐怖で固まるクイン。そして、突然クインに覆い被さります。悲鳴を上げるクイン。そこにパパが帰宅。危機一髪でした。

 

両脚ギブスに加え、首にまでギブスを付ける羽目になったクイン。痛々しい姿です。クインは悪霊の姿をパパに伝えます。「呼吸補助用のマスクを付けていた」と。なかなかリアルな設定ですね。

 

そのころ、アパートには別件で救急隊が来ていました。隣人のハリーです。妻・・・あの痴呆っぽい老婆の夫です。奥さんが亡くなったそうです。

 

 

クインはソファの上で寝ています。天井からパラパラと何かが落ちてきます。カメラがクインの顔に近づきます。これは悪霊の視線でしょうか? それにしても、次から次へ仕掛けてきますね。クインは毛布を頭から被ります。

 

クインが毛布をとったとき、存在がアパートの廊下に! 夢? 幻覚? 辺りを見回すクイン。エレベーターまで車いすを走らせ、懸命にボタンを押します。するとその背後に! 気配を感じたクイン。顔が恐怖で引きつります。いい演技です。

 

悪霊はクインの車いすを動かし、乱暴に514号室に放り込みます。すると、部屋の奥から貞子みたいな女が這ってきましたよ。怖いわ~。その女は両手首、両足首がありません。おまけに顔ものっべらぼう・・・・・・イヤだなぁ。

 

泣き叫ぶクインの声が階下のパパに聞こえました。バットを手に514号室に! 無事にクインを助け、真っ黒の足跡をたどります。カメラが俯瞰になっているのは、悪霊目線でしょうか?

 

パパが足跡をたどると、足跡は床から壁に・・・・・・さらに、窓ガラスを突き破っています。そして! クインはここで、パパの目の前で九死に一生を得る体験をします。

 

とうとうパパはエリーズの元へ。しかし、先日の恐怖体験のせいでエリーズは交霊はしないと応えます。パパはクインに会うだけ会ってやって欲しいと頼みます。

 

しかし、エリーズはクインのあまりに痛々しい姿を見て、交霊を開始します。すぐにエリーズは闇の世界に入ってしまいます。そこは514号室。アパートの中を歩き回るエリーズ。一人の女性(の霊)に会います。「息のできない男はどこ?」の問いに「怒らせるつもりは・・・」う~ん、謎。さらには顔後ろ前女など、カオスなお化け屋敷状態を進みます。

 

しかし、クインとパパには当然分かりません。このオバサン何やってんの?状態で見つめます。

 

『ツイン・ピークス』のような演出で、ニヤニヤした女が喋っています。意味不明です。その女は一瞬で消えますが、多分誰も気にならなかったでしょう。そして、喪服姿の女がエリーズの首を絞めます。現実のエリーズも苦しそうにもがきます。この演技はなかなか見物です。

 

ここでエリーズはリタイア。「もう無理、私には助けられない」とこぼして、立ち去ります。冷たいなぁ。クインが余計にビビった表情で落胆してしまいます。霊能者が無理なものを平凡な女子高生がどうしろ? と。

 

パパは弟の力を借りて、他の霊能者を雇うことにします。TV番組でお馴染みのスペックスとタッカーという二人組『心霊捜索班』です。こうしてクインは、二人によって録画録音装置を体中に取り付けられます。因みにスペックス役は、監督のリー・ワネルです。

 

エリーズは夜のレストランに男性を呼びます。エリーズは彼から数枚の心霊写真を預かります。そして、その中の一枚の霊を見て「彼女だ」と。そして、クインを助けるように助言します。で、この人誰?

 

クインの家では、ゴーストバスターズが待機。突然、家中の電気が消えます。タッカーが見ているモニターにはクインの視線が映ります。その映像は歩いているのです! 車いすがなければ移動できないクインなのに!

 

画像はクローゼットの中。オッサン3人が恐る恐る近づきます。これはあまり観たことのない絵柄です。扉を開けると、視点カメラが隠されていました。賢い悪霊ですね。

 

うぉー! タッカーの背後に憑依クインが! そして、ギブスの脚でタッカーを蹴り、工具でパパを! ちょっと阿鼻叫喚のシーンが続きます。外国の幽霊は乱暴ですね。

 

クインを抑えつけるパパとスペックス。すると、クインのノド奥に目を見ます。エグい。匙を投げようとするゴーストバスターズ。しかし、そこにエリーズ登場。こうして、ゴーストバスターズは3人になりました。

 

エリーズは悪霊の正体を推理します。昔、このアパートに長く孤独で暮らしていた者。そして、クインの魂は半分闇の世界に引きずり込まれているそうです。エリーズは闇の世界へ行き、クインを連れ戻しに行くとのこと。

 

すぐにエリーズは闇の世界に入ります。また、アパートの廊下です。そして、514号室に。悪霊は生きた女性をペットにしているようです。そして、新しいペットがクインなのです。そして、導かれるようにある部屋へ。

 

そこには死んだはずの夫が! 夫に近づこうとすると喪服オバサンが襲い掛かります。苦しむエリーズ。しかし、反撃するエリーズ。喪服オバサン思ったより弱かった。

 

夫は優しくエリーズを迎えます。そして、「こっちの世界へ来てくれ」と。しかし、それを悪霊と見抜いたエリーズは、やはり反撃します。入れ替わりにまたオバケ。ちょっとこの辺りは失笑してしまいます。

 

それは呼吸補助マスクを付けた親玉です。足元には手首、足首、顔のない女、実はこれクインだったのね。ちょっとメイクがチープ。

 

エリーズは半クインを連れ出します。部屋中がポルターガイスト状態。するとそれに連動して現実の家もポルターガイスト状態。

 

エリーズは親玉を突き飛ばし、現実の世界に戻ってきます。しかし、クインの魂は残ったまま。みんなでクインを呼び掛けます。

 

先日亡くなったグレースという女性が話し掛けてきます。伏線が回収されましたね。そして、ママ霊の登場。ママ霊が向こうのクインに話し掛けます。そして、現実の世界でも・・・・・・。見事な展開です。感動的なシーンです。

 

エリーズは心霊捜索班に仲間入りすることになって大団円・・・・・・。ところが・・・・・・。

 

で、心霊写真を持ってきた男性って誰? シリーズ全部観ないと分からない系の人かな?